うまい方法とは、「i」(インフォメーションの活用と、最後の手段としてのサービスエリアのロッジの活用です。
「i」は主要な市や町には必ずあり、地図や道路標識にも表示されています。「i」では、2、3ポンドの手数料と一泊の宿泊料の10%のデポジットでB&Bを紹介してくれます。デポジット分は宿泊料から割り引かれるので、客の立場からだと手数料分だけの負担で済みます。
たくさんリストされている中から、駐車場付きやファミリータイプの部屋、4つ星以上の格付けなど、条件のあった部屋をピックアップし、電話で予約してくれます。我が家は今回、夫婦と赤ん坊一人の旅行でしたが、B&Bによっては赤ん坊を嫌がるところもあるので、「i」からの電話であらかじめ確認してもらえ、大変助かりました。
また、結果論ですが、「i」にデポジットを支払ってでもお客さんを迎えたいというB&Bは、片手間でなく真面目にやっているところが多かったように思います。それは、部屋のきれいさや、朝ご飯の内容や提供時間にあらわれていました。
例えば、ハワースで泊まったのは、地球の歩き方にも載っている「Rosebud Cottage」でしたが、「i」を通じて紹介してもらいました。イギリスの国民の祝日であるバンクホリデーにかかる日程だったのですが、幸い泊まることが出来ました。部屋は地階にあり、駐車場から直接出入りできるドアがあったので、乳母車での出入りや荷物の出し入れが楽でした。また、朝食時間は朝の7時からだったので、早く食べてヨーク方面に出かけるのにも都合が良かったです。他のやる気のないところだと朝食時間は8時半からが普通でした。
ただ、イングランド南部の「i」では、デポジットをB&Bから取りにくいからなのか、直接の紹介をせず、リストだけを渡されることが多かったです。自分で電話をかけなければならないし、直接でかけてもシーズンしかやっていない所で断られたり、行って見たらあまり良くなかったりと、かなり不便でした。北部やスコットランド、ウェールズでは「i」が大変心強かったのとは対照的でした。
最後の手段としてのロッジですが、高速道路上のサービスエリアには半分以上の確率で宿泊用のロッジが付いています。到着が遅くなり、宿が見つからなくなった場合には心強い味方です。
到着した最初の晩、ヒースローでレンタカーを受け取って走り出した時点で6時半を回っていました。慣らし運転の必要性もあり、どのくらいの距離進めるかも分からなかったために、最初の宿も予約していませんでした。今にして思えば大変無謀だったと思います。M25からM1に乗って、7時半頃リトンで降りて、空港周辺や町などでホテルを探したのですが、どこも満室と言われ、断られてしまいました。
サービスエリアにロッジがあると本で読んではいたのですが、心細いまま、M1に戻ってさらに北上しサービスエリアで聞いたところ、隣のエリアにあることを教えてくれました。そこで、さらに北上したエリアにあるロッジに泊まることが出来ました。チェックインしたときはすでに9時になっていたので、地獄に仏と感じました。
部屋自体のきれいさはロッジによってマチマチで、料金はロンドンから遠くなるほど安くなる傾向があるようです。
緯度が高く、サマータイム期間のイギリスでは、9時近くまで日が沈みません。明るい間に距離を稼いでおきたいときにはロッジは最適だと思います。今回、エジンバラで4時くらいまで遊んでからイングランドに戻るときにも、DaysInnのロッジに泊まりましたが、£49で新しくてきれいでした。一方、次の日にバンクホリデーの戻り渋滞につかまってフラフラになったときに泊まったランカスター郊外のロッジは£52の割にあまりきれいではありませんでした。
「i」とロッジの活用により、宿探しの不安が大幅に軽減されました。