カネボウの増資
◆カネボウ、200億円の増資発表・化粧品が筆頭株主に
産業再生機構支援下で経営再建中のカネボウは6日、再生機構傘下のカネボウ化粧品を引受先とする総額200億円の第三者割当増資を実施する、と正式に発表した。カネボウ化粧品は再生機構に代わりカネボウの筆頭株主になる。カネボウとカネボウ化粧品は一体再生を目指し、商品開発や販路利用を軸に業務提携することも決めた。
(日経)
もう、何がなんだかムチャクチャです。
カネボウ化粧品はカネボウから事業売却され、現在も15%弱資本を保有している子会社ですが、今度は子会社が親会社になるとのことです。その元手は産業生成機構、つまり税金です。
化粧品だけなら何とかなると期待され、これを切り離し売却益を元に本体のカネボウの再生を、との目論見は一体どこにいってしまったのでしょうか。
カネボウ本体を子会社にしてしまっては、化粧品の連結会計がボロボロになるのは目に見えています。会計上も中身が見えにくくなり、株式市場への再上場や内外の有力企業への売却によって、再生機構のお金(くどいですが税金)を回収する際に、不利になるのは間違いありません。
全く、わけがわからない決定としか言いようがありません。
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